048-833-4621 事前にご連絡頂ければ時間外も対応いたします。
お気軽にお問合せください。
受付時間
9:00~18:00

立ち退き交渉に関する記事一覧

  1. 弁護士 河原﨑 友太(浦和法律事務所) >
  2. 立ち退き交渉に関する記事一覧

立ち退き交渉

賃貸人の都合から不動産の立ち退きを行うためにはさまざまな要件が規定されています。
なぜなら、賃貸借契約の詳細な要件を定めている「借地借家法」では、基本的に賃借人が不利にならない規定が多く存在しているからです。
例えば、建物賃貸借における賃借人からの更新拒絶を行うためには、契約更新の1年から6か月前に更新拒絶の旨を記載した通知を行わなければなりません。
そして、期間の定めがある借地契約においては、契約更新時に遅滞なく異議を述べなければ契約は更新されてしまうことになります。

どのような契約内容であっても、賃貸人から更新拒絶を行うためには「正当事由」が必要とされています。しかし、一般的に借主の方が有利であるため、賃貸人の都合だけでは正当事由が認められないケースが多く存在します。
このような場合であっても「立ち退き料」と呼ばれる金銭を支払うことによって、正当事由を補完することが可能となります。
なお、立ち退き料を支払ったからといって、常に正当事由が認められるわけではないので注意が必要です。

立ち退き交渉に関する基礎知識や事例

  • 賃貸物件からの立ち退き交渉賃貸物件からの立ち退き交渉

    大きく分けて賃貸物件からの立ち退き交渉を行う要因は2つ存在します。 まず1つ目は「賃借人に何らかの問題があり立ち退きを求める」であり、2つめのケースとは「賃借人に問題はないが、賃貸人の都合により...

  • 建物賃貸借における賃貸人からの契約終了建物賃貸借における賃貸人からの契約終了

    アパートやマンションを建て替えるために賃借人の立ち退きを考えても、いきなり立退いてもらうことが可能な訳ではありません。 賃借人にとってもアパートやマンションは住居であるため、建て替えによりすぐ出...

  • 借地における地主からの更新拒絶借地における地主からの更新拒絶

    存続期間のある借地契約は、当初の存続期間は30年以上、1回目の合意更新では20年以上、2回目の合意更新では10年以上と言った様に、非常に長期間での契約を結ぶことが想定されます。 そして、基本的に...

  • 正当事由と立ち退き料正当事由と立ち退き料

    賃貸人の都合により更新の拒絶を行うためには、「正当事由」が必要とされています。 この正当事由に当たる事由としては、 ・アパートやマンションの老朽化のため建て替え工事を行いたい ・その建物を身内に...

  • 立ち退き交渉に関するご相談は弁護士 河原﨑 友太(浦和法律事務所)にご相談ください立ち退き交渉に関するご相談は弁護士 河原﨑 友太(浦和法律事務所)にご相談ください

    立ち退き請求には、2種類があります。 ①「相手側に何かしらの問題があるため立ち退きを求める」ケース ②「賃貸人の都合により立ち退きを求める」ケース どちらの請求であっても、相手側(賃借人)と交...

  • 明け渡し訴訟の流れと必要な費用明け渡し訴訟の流れと必要な費用

    明け渡し訴訟の流れと必要な費用 ■明け渡し訴訟とは 明け渡し訴訟とは、相手に住居等の不動産から出ていってもらうこと(立ち退き)を訴える裁判です。 所有権に基づく返還請求権としての明渡請求権(民...

  • 立ち退き訴訟の手続き・流れ立ち退き訴訟の手続き・流れ

    分譲マンションにおいて、管理組合が、区分所有者の一人に、何らかの理由で立ち退きを求める場合に、裁判をするということが考えられます。そこで、ここでは、裁判で立ち退き請求を認めてもらうために、どのよ...

  • アパート建て替えの流れや注意点アパート建て替えの流れや注意点

    ■アパート建て替えの注意点 アパートが老朽化するなどして、建て替えを検討する場合、重要となるのが入居者の立ち退き依頼です。大家さんが入居者に対して立ち退きを行ってもらうためには「正当な理由」が必...

弁護士 河原﨑 友太(浦和法律事務所)が提供する基礎知識

  • 賃貸物件からの立ち退き交渉

    賃貸物件からの立ち退き交渉

    大きく分けて賃貸物件からの立ち退き交渉を行う要因は2つ存在します。 まず1つ目は「賃借人に何らかの問題...

  • 弁護士に頼むか自分でやるか

    弁護士に頼むか自分でやるか

    家賃を滞納している借主に対しては、家賃の支払い催促や場合によっては建物明渡しなどの行動に移ることも考え...

  • アパート建て替えの流れや注意点

    アパート建て替えの流れ...

    ■アパート建て替えの注意点 アパートが老朽化するなどして、建て替えを検討する場合、重要となるのが入居者...

  • マンション内の騒音・振動トラブルへの対処方法

    マンション内の騒音・振...

    騒音・振動トラブルは、近隣の住民による足音や話し声、テレビやピアノなどの音響機器、洗濯機や掃除機などの...

  • 家賃滞納に関するご相談は弁護士 河原﨑 友太(浦和法律事務所)にお任せください

    家賃滞納に関するご相談...

    不動産を賃貸借する際に問題となってくるのは「家賃滞納」です。不動産の賃貸借契約は不動産を使用収益させる...

  • 管理会社変更の手順~失敗しないためのポイントとは~

    管理会社変更の手順~失...

    管理会社は、管理組合から委託されることによって、物件の管理・メンテナンスや住民のクレーム対応などを行い...

  • 不動産の任意売却

    不動産の任意売却

    離婚などの要因で住宅ローンが残っているマイホームの取り扱いに悩んだ時に、さまざまな問題が発生することが...

  • 管理規約作成

    管理規約作成

    管理規約は、区分所有法(30条~46条)に基づいて作成されたものです。しかし、区分所有法は大まかな枠組...

  • 賃料増額・減額阻止の流れ

    賃料増額・減額阻止の流れ

    賃料増減請求は、賃貸人・賃借人のどちら側からでも行うことができます。 オーナーとして賃貸借経営を行って...

よく検索されるキーワード

ページトップへ